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『ニムの秘密』は、アメリカ製アニメーション映画。原題は"The Secret of NIMH"。監督以下スタッフたちは、ディズニーに所属していたが、その古い体質に飽き足らなくなり、独立して新たなアニメーション映画の製作を開始した。その第一作がこの作品である。 原作はの児童文学『』。 「ニム」とはの略称 のこと。ここで行われた動物実験の結果、高度な知能を持つネズミたちが脱走し、ひそかに人間と同様の生活をしている。 日本では劇場未公開であり、1986年7月25日に日本語吹き替え版でビデオがワーナー・パイオニア株式会社から発売された。 == 備考 == 当初、『フリスビーおばさんとニムの家ねずみ』の映画化は1972年にディズニーがオファーを受けたが、立ち消えになった。その後、ディズニーから独立したドン・ブルースのプロダクションがその児童文学の映画化権を得て、製作を進めた。 映画製作中、製作会社であるオーロラ・プロダクションはフリスビー(Frisbee )会社の Wham-Oに問い合わせ、原作で用いられた"Mrs. Frisby" (フリスビーおばさん)という名前が商標権に触れないか問い合わせた。すると、 Wham-O 側から、自社製品と同じ発音のものを映画の中で使わないでほしいという回答が得られた。その結果キャラクター名の変更に至ったが、声を収録した後の出来事で、かつ出演者の一人であるジョン・キャランダインは撮り直しをするほどの時間がなかったため、別のセリフからBの発音を抜き出して、FrisbyのFの箇所に置き換えた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニムの秘密」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 The Secret of NIMH 」があります。 スポンサード リンク
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